内容説明
日本にとって、いまや米国以上、最大の貿易相手国になっている中国であれば、もはや切っても切れない両国関係である。すでに多くの日本企業、日本人が関わらざるを得ない状況に来ている。そうであれば、不安を煽ってばかりではなく、いかに友好的に前に進むかを模索しなければならない。そんなこれからの道を、直接、中国の現場で360°見渡す著者が、中国の生活・文化・経済・政治についてバランスよく解説する。
目次
第1章 算数と感受性でつかむ中国経済
第2章 「中国経済は投資依存で消費が問題」は嘘
第3章 裏経済がわかれば中国が読める
第4章 中国経済はなぜ成長したか、成長はいつまで続くか
第5章 中国リスクは、あるかないか、どんなリスクがやってくるか
第6章 落日の中国
第7章 日中問題の行方と日本企業のこれからを考える
著者等紹介
和中清[ワナカキヨシ]
独立行政法人科学技術振興機構(中国総合研究交流センター)ステアリングコミッティー委員。監査法人、経営コンサルティング会社を経て1985年に(株)インフォームを設立、代表取締役就任、1991年より中国投資のコンサルティングに取り組み、大手、中堅、中小企業の中国ビジネスの協力を行う。また自らも大学、中国空軍との合弁、合作事業や中国で直営店を設置して日本製品の直接販売事業を進めた。1994年、「上海ビジネス研究会」を発足。2002年、朝日新聞シンポジューム「日本経済再生の戦略を考える」講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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