内容説明
わたし、微分と積分の不思議な関係を初めて知ったとき、感動して涙出ちゃいましたもん…ライトノベル風のストーリーを楽しみながら、微分積分の世界を体験できる入門書。登場人物たちと一緒に、基礎的な考え方や計算方法などをもう一度学んでみませんか。
目次
第1章 微分積分なんて簡単だ(数学と女の子;微分積分とは? ほか)
第2章 微分の基礎(図書室の花子;微分とグラフの関係 ほか)
第3章 微分してみよう(なぜ微分が必要なのか?;導関数の求め方 ほか)
第4章 積分の基礎(積分は古代エジプトで生まれた;アルキメデスの取りつくし法 ほか)
第5章 積分してみよう(市立図書館にて;原始関数と不定積分 ほか)
著者等紹介
野口哲典[ノグチテツノリ]
サイエンスライター。1958年、愛知県生まれ。雑誌編集者、マーケティングリサーチ会社勤務を経てフリーライターに
たまごまご[タマゴマゴ]
時事ニュースやビジネス書から、アニメ・漫画ネタまで、幅広く執筆しているフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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びすけっと
7
2011年7月刊。遠征先図書館出会い本。高校生のときこれでつまづきました。それでも学生のときに数研にいた変わり者の私。微分は瞬間的な速度のようなもの、積分は線分を重ねると面積に、紙(面積)を重ねると体積にというようなものという概念は理解できるのに、計算が全く理解不能でした。読んでみて、ま=すこしわかったかなあ。返すまでに計算をノートにやってみようっと。よくある、女性が男子に教えるというパターンで進みます。途中から二人のやりとりがだるくなりました。もっとかみ砕くのは、難しいのかなあ・・・2015/08/04
あさみ
1
微分積分。ハッキリキッパリサッパリ忘れました。ちょっと思い出してみたいな、なんて思って手に取ってみました。考え方の基礎の基礎が、取っつきやすく簡潔に書かれていると思います。ライトノベル風なので、たまにちょっと痒いですが(笑)2013/07/07
NicosTouch
1
小説みたいに読むのを楽しみながら、メッチャクチャ数学の勉強になった!微分積分に対してのイメージが180度変わりました。以前、「ムズイ」と思っていた微分積分が、今にして思えば、「以外と簡単じゃないか?」と思った。2012/01/12
BW
1
微分積分の考え方をかわいい子が教えてくれるお話。ここにかかれている微分のイメージの捉え方が好き。ちょこちょこ変な記述や問題があるのがもったいない。それでも、「微積分ってつまりなんだったの?」って思っている人にはもってこいの一冊ですよ。2012/01/05
ミスト@青海侑
1
ライトノベル風のストーリーで読みやすかった。1日のまとめの部分もキチンとまとめられている感じだけど、数学が苦手な私にはただ読んでるだけじゃ分からなかった所が…。タイトル通り『だいたい』は分かる本。もっと良く理解したいなら別の本の方が良いのかも2011/12/28