出版社内容情報
日本租税理論学会の2024年度研究大会でのシンポジウム報告、質疑応答「討論」を収録した1冊。
【目次】
租税理論研究叢書35「内外の消費税/インボイス制度の現状と課題」によせて
石村耕治 ⅰ
講演
EU付加価値税における事業者の仕入税額控除権の分析
~EUの租税法律主義の“見える化”も射程に
石村 耕治
Ⅰ シンポジウム 内外の消費税/インボイス制度の現状と課題
1 ニュージーランドのGST
--現状と課題--
篠原 正博
2 カナダの付加価値税(GST/HST/QST)におけるインボイス制度と仕入税額控除
--ケベック州の事例を中心に--
篠田 剛
3 韓国の付加価値税インボイス制度の現状とわが国の課題
阿部 徳幸
4 適格請求書等保存方式導入の現状と問題点
岡田 俊明
5 電子インボイスをめぐる国際的動向
--電子インボイスの義務化の動向と継続的取引管理(Continuous Transaction Control)の紹介を中心に--
望月 爾
6 討論
Ⅱ 一般報告
法人税法における「公正処理基準」の再検討
~会社法と金融商品取引法等との比較において~
糸田 孝一
消費税非課税取引に関する通達等の適用・解釈とその限界
--助産に係る資産の譲渡・役務の提供を中心に--
長澤 昇平



