内容説明
日米円ドル委以後、金融・資本取引は急速に国際化し、金融摩擦へと発展した国際金融市場の実像に斬界の若手実務家が自説を展開した手作りの国際金融論。
目次
わが国金融市場はどこまで国際化したか
プラザ合意以降の為替市場動向
対外不均衡の見方
為替相場安定化と介入政策
為替レート制度は改善できる
セキュリタイゼーションの動向
金融新商品の開発とリスク・コントロール
生保の外債運用政策
自由化・国際化の下での業際問題
シティの現状
最近のニューヨーク市場
累積債務問題をめぐる最近の諸問題
為替レート変化によるわが国の国際収支調整