目次
第1部 資本市場法・金融制度法の展開(2017年金融商品取引法改正について―フェア・ディスクロージャー・ルールを中心に;開示一元化に向けた課題と考えられるアプローチ;監査制度の見直し;欧州銀行資本性証券に関するクレジット市場からの考察;EUにおける市場濫用規則について;トランプ政権下の米国金融規制改革の展開)
第2部 会社法改正の論点(株主提案権の濫用的な行使と会社法改正;監査役設置会社における取締役会の役割・責務と決議事項の関係について;取締役の責任制限に関する立法論的検討;会社補償実務研究会「会社補償実務指針案」について;新しい社債管理機関について)
第3部 株主権を通じたコーポレート・ガバナンス(多様な投資家、多様なガバナンス効果―パッシブ運用の拡大が意味するもの)
著者等紹介
神作裕之[カンサクヒロユキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1986年東京大学法学部卒業、2004年4月より現職。専門は商法、資本市場法。現在、法制審議会会社法制(企業統治等関係)部会委員、法制審議会信託法部会幹事、金融庁・東京証券取引所「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」メンバー、関税・外国為替等審議会臨時委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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