内容説明
資本市場における役割が注目されているヘッジファンドや投資ファンド等の各種ファンド。第一線の学者・弁護士・実務家が金融商品取引法、会社法、企業会計、税制面等様々な観点からの論点整理及び国内・海外における調査等を通じ、それらの実態解明のアプローチを試みた。
目次
ヘッジファンド等の規制上の論点
第1部(世界のファンドビジネス;年金資産運用の現状;ヘッジファンドの本質;投資ファンドにおけるソーシャル・キャピタルとアンチ・ソーシャル・キャピタル;バリューアップファンドから見た我が国の資本市場と経営進化;ファンドの公開をめぐる最近の動向について)
第2部(米国の投資ファンド規制をめぐる近年の動向;英国資本市場における「自主規制」システムのあり方―City CodeとIndustry Guidance;証券分野における国際的な情報交換枠組みの進展状況について;ヘッジ・ファンドと開示;ファンドの開示と評価;投資ファンドに関する法的問題点;ヘッジ・ファンドと会社法―ヘッジ・ファンドの投資戦略とM&Aにおける議決権行使を例に)
著者等紹介
神作裕之[カンサクヒロユキ]
1963年生まれ。1986年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は、商法、証券法、金融法。現在、法制審議会幹事、金融審議会専門委員、産業構造審議会臨時委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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