内容説明
本書では、年金基金や個人投資家の方が、資産運用という戦場へ赴かれるにあたって、最低限知っておかれた方が良いと思う知識（武器・防具）をなるべく分かりやすく心がけた。
目次
第１章 資産運用機関や証券会社のＰＲを正しく理解するための経済関連知識（低成長経済で高い収益率を追求して大丈夫か；株式投資で国債を大幅に上回る収益を獲得できるか ほか）
第２章 資産運用機関等によるＡＬＭの理解に必要なＡＬＭの基本と応用（ＡＬＭの理解に必要な現代投資理論の基礎知識；ＡＬＭの原点である銀行ＡＬＭ ほか）
第３章 資産運用機関や証券会社のミスリードを防ぐマネージャー・ストラクチャーの構築（株式の運用スタイルをどう考えるか；アクティブファンドとパッシブファンドの比率はどうあるべきか ほか）
第４章 資産管理機関を活用するために米国マスタートラスト制度に学ぶ（米国マスタートラスト制度の形態；米国マスタートラスト制度を巡る状況 ほか）
著者等紹介
山本信一［ヤマモトシンイチ］
１９５４年生まれ。１９７８年慶応大学経済学部卒、日本生命入社。主計部、ＡＬＰＳ開発部、日本経済研究センター、米国ブルッキングス研究所、財務企画室、年金運用業務室、マスタートラスト推進室等を経て、２００１年ニッセイ基礎研究所金融研究部門主任研究員。日本アクチュアリー会正会員
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