内容説明
国有財産は、各々の目的に応じて、適正かつ効率的に管理・運用されなければなりません。従って、その取扱いについては、国有財産法をはじめとするさまざまな法令の定めに依ることとなっています。このような国有財産の全体像や個々の内容、扱いの諸ルールについては、一般には馴染み薄いものであるかも知れません。このため、国有財産全般について理解できるよう、図表などを多数織りまぜ、わかりやすく解説する入門書として、平成７年に本書初版が刊行されました。初版刊行後２年が経過した今般、その間の動向を踏まえて、各項目の内容やデータなどを改訂しました。
目次
第１章 国有財産の基礎知識
第２章 国有財産の現状
第３章 国有財産に関する総合調整
第４章 国有財産管理処分の基本ルール
第５章 行政財産の管理
第６章 普通財産の管理処分
第７章 具体的な普通財産の管理処分
第８章 大口返還財産、筑波移転跡地、国の行政機関移転跡地
第９章 台帳、報告書、計算書
第１０章 その他の国有財産に関する知識
