都市問題研究叢書<br> 東京問題の基本構造―その地域経済的特質

都市問題研究叢書
東京問題の基本構造―その地域経済的特質

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784881696552
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0033

内容説明

本書では、東京問題を主として地域経済的な側面から把握しようと試みた。そうした観点からみるとき、東京経済、東京圏経済、そして地方経済というそれぞれの範囲の地域経済をとりあげて、それらに対応して、東京経済の肥大化によってもたらされる狭義の東京問題あるいは大都市問題、東京圏問題、地方問題という三つの影響面をみようとした。

目次

第1章 東京の都市空間と産業変動(戦前の大都市化と東京経済;戦後大都市化と東京の産業構造;大都市形成と都市インフラ問題)
第2章 東京の土地需要と地価問題(高度経済成長開始期の地価高騰;産業構造転換期の地価高騰;国際化・情報化段階の地価高騰;地価問題と東京問題)
第3章 東京圏における業務機能の集中と分散(東京圏におけるサービス産業と業務機能;東京の「機能分散」政策と東京圏再編;東京圏における業務核都市の形成)
第4章 東京集中構造と地域経済(東京問題と地域経済構造;地域経済における地場産業の役割;地域経済における小売業の役割;地方都市産業の課題)