内容説明
淋病性疾患が、各種サルファ剤や各種ペニシリン、テトラサイクリン、セフェム系抗生物質、スペクチノマイシンなどの化学療法によってもなおその効果が一定でなく再発症例が学会においても数多く報告されています。そこでこれらの難治症例の根治を可能にした、的確でしかも合理的かつ無痛で無害な一方法について述べたのが本書です。これは著者が研究し種々の臨床実験をかさねて実用化に努め研究完成したもので、以来多くの患者に施して効果をあげているものであります。
目次
第1章 解説編(医師の責任;淋疾はなぜふえる―淋疾治療の難点とは;淋疾になると尿道内はどう変化するか―急性と慢性の区別 ほか)
第2章 症状編(淋菌による疾病の症状―患者の参考のために;女子淋疾について;合併症について)
第3章 事例編(重軽症根治の臨床記録;根治患者からの感謝状)
著者等紹介
剣木文隆[ケンノキフミタカ]
1950年京都府生れ。1979年日本医科大学泌尿器科大学院卒業。医学博士号取得。1984年性病新治療研究所設立。1988年泌尿器科専門医に認定される。1990年性病専門クリニック中央医院院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。