大江健三郎文学 海外の評価

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大江健三郎文学 海外の評価

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  • サイズ B6判/ページ数 292,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784881650714
  • NDC分類 910.268

内容説明

宇宙・世界の大きなコンテクストの中で、人間存在の意味を問い、文学的変革を重ねながら走りつづける作家・大江健三郎の全体像に迫る海外の論考。

目次

『人間の羊』の人物論(ロジャー・トーマス)
アイデンティティーの探究―『セヴンティーン』と『政治少年死す』における自己と他者(ヨシオ・イワモト)
『個人的な体験』論―ウサギの目で見た鳥(鶴田欣也)
『万延元年のフットボール』に見る戦後日本の人間像(ヨシオ・イワモト;サミュエル・横地淑子)
反復の技法―対話体験の探究という観点から(ミチコ・ウィルソン)
終末に立ち向かう想像力―『洪水はわが魂に及び』(サミュエル・横地淑子)
『ピンチランナー調書』(関根英二)
『同時代ゲーム』における宇宙論とその前衛的方法(吉田三陸)
グロテスクなものに怯える人々―『「雨の木」を聴く女たち』を読む(上田真)
モラリストの叫び―大江健三郎の思想について(ミコライ・メラノヴィッチ)
大江健三郎『死者の奢り』における希望の欠如(ロバート・ロルフ)
『飼育』に於ける無垢の喪失(ロバート・ロルフ)
恥の環―『人間の羊』をめぐって(フレデリック・リクター)
『個人的な体験』に見られる感覚的形象と性格描写(スティーブ・ラブソン)

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