周縁としてのモダニズム―日本現代詩の底流

周縁としてのモダニズム―日本現代詩の底流

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784881645895
  • NDC分類 911.5
  • Cコード C3095

内容説明

「ポエジイ」とは何か。―極東にありながら世界文学のアヴァンギャルドであることに挑戦した詩人たちがいた。30年代の「ポエジイ運動」を推進した百田宗治、春山行夫、三好達治、左川ちかなどの軌跡を追う。

目次

ハイカラからモダンへ(忘れられた詩の世界―有本芳水と竹久夢二;遠地輝武の表現世界―病としてのダダイズム;同人雑誌という文学空間を読み解く―あるいは雑誌「亜」の世界)
ポエジイ運動の水脈(モダニズムの詩人たち―北川冬彦、安西冬衛、西脇順三郎、三好達治;田中冬二論―「郷愁」の詩的構造;アンデパンダン誌「今日の詩」と一九三〇年代のポエジイ運動―百田宗治の再評価に向けて ほか)
戦後詩への架橋(ロスト・ジェネレーションへの眼差し―井上靖詩集『北国』の世界;詩人谷川俊太郎の出発;谷川俊太郎論―詩集『二十億光年の孤独』に組み込まれた初期詩篇の世界)

著者等紹介

藤本寿彦[フジモトトシヒコ]
1952年、愛媛県生まれ。奈良大学文学部国文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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