不安に生きる文学誌―森鴎外から中上健次まで

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784881645802
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3095

内容説明

「不安」や「動揺」のただ中にあって苦闘するさまを創作へと昇華した近現代の作家たちと作品の数数を論じ記録した“文学誌”。

目次

愛の断念と自己呵責―森鴎外「舞姫」
彷徨する鴎外―出郷と留学
芸術家への道のり―有島武郎「生れ出づる悩み」
人生の案内者―寺田寅彦「案内者」
己れは生きうるか―芥川龍之介「羅生門」の下人
宿命への戦き―「少年」と「点鬼簿」と
徳永直の“転向”の方行
足場を求めて―徳永直「光をかかぐる人々」
世間と戦う―太宰/治「燈篭」
開戦に際して―太宰治の“徴用”失格
異国に育つ―〈ジャワ〉の有吉佐和子
罪への悔根―遠藤周作「わたしが・棄てた・女」
出自の告白―中上健次「紀州 木の国・根の国物語」
現代文学への挑戦―柄谷行人「反文学論」
阿部知二「〈ジャワ〉徴用書簡」
高村光太郎の書簡
高見順『敗戦日記』―戦時下の文士

著者等紹介

木村一信[キムラカズアキ]
1946年、福岡市に生れる。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。熊本県立女子大学(現・熊本県立大学)を経て、1990年より立命館大学文学部勤務、教授、博士(文学 立命館大学)。この間、インドネシア大学客員教授、西安交通大学客員教授なども兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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