内容説明
突然に子どもの頃の性的虐待を「思い出した」クライエントを紹介されたソーシャルワーカー、嫌疑に対し「健忘」を主張するクライエントに出会った法律家、記憶障害の患者のリハビリに携わる言語療法士。医療・心理・福祉・法律の専門家にとってヒトの記憶に関する諸問題を理解するために本当に役立つ簡明で整理された一書。
目次
1 記憶:基礎的事実
2 記憶のメカニズム
3 人の一生と記憶
4 記憶の検査
5 記憶障害の原因
6 記憶障害の理解と対策
7 誤りやすい記憶
著者等紹介
パーキン,アラン・J.[パーキン,アランJ.][Parkin,Alan J.]
サセックス大学の実験心理学の教授である。パーキン教授はヒトの記憶と記憶障害の研究では、国際的に認められた第一人者である。記憶と記憶障害に関するラジオやテレビの教養番組にレギュラー出演していた。故人
鳥居方策[トリイホウサク]
1930年愛知県安城市に生まれる。1959年金沢大学大学院修了。医学博士。1975年金沢医科大学教授(神経精神医学)。1989~1995年日本神経心理学会理事長。1997年金沢医科大学名誉教授、桜ヶ丘病院常勤顧問、現在に至る
小山善子[コヤマヨシコ]
1941年大阪市に生まれる。1967年金沢大学医学部卒業。1982年医学博士。1990年金沢大学医学部助教授(神経精神医学)。1996年金沢大学医学部保健学科教授、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 微積分学