内容説明
ワンオペ育児、AIの台頭による子育てそのものの質の変化、発達障害の子どもの増加、経済低迷による将来への不安、引きこもりやうつ、自殺などへの不安、虐待、いじめ、教育への不安。親も子も息苦しいし、自分は尊重されて育っていないのに自己肯定感高く子どもを育てなくてはいけないプレッシャー。歴史的大転換にある子育ての状況。様々な事件の背景には親子関係がベースにあることから、子育てで失敗は許されない風潮でもあります。著者自身も子育てで、外からは見えない、孤独で辛く苦しい日々を体験し、乗り越え、自分の本当の幸せを見つけてきたことと、ご相談やお茶会、講演会などで5,000人近い親子と接してきて、子どもに対する不安と葛藤を的確に言語化し、気づきと癒しによって楽にし、信頼と愛、つながりへと変えてきた数多くの実績があります。状況に振り回されず、我が子をしっかり見た上で、その子に合った成長と進路を自信を持って選択していけるような方法をお伝えできればと思っています。
目次
第1章 子どものために「良い親」になろうと頑張っていませんか?(こんなことありませんか?;「良い親」にならなくては「立派な人」に育たないと思っていませんか? ほか)
第2章 親が頑張らないほど、子どもは自立する(親が頑張りすぎると、子どもが息苦しくなる;子どもに出ている、頑張るのをやめるべきタイミングのサイン! ほか)
第3章 逆説の子育てのススメ(親が頑張って、うまくいく例、いかない例;今うまくいっていないなら、やり方を変えてみませんか? ほか)
第4章 親が頑張るのをやめると、子どもは幸せに自立するQ&A(自分を超えた存在になることが、本当のゴール!)
第5章 親がゆるむと子どもは育つ。子どもが幸せに自立していく3ヶ月(今日から3ヶ月で、子どもが幸せに自立していく道筋を!)
著者等紹介
たかもりくみこ[タカモリクミコ]
名古屋市生まれ。一般社団法人コンシャスペアレンツジャパン代表。ファミリーセラピスト。HSC(ひといちばい敏感な子供)でありながらも名古屋大学法学部を卒業しトヨタへ就職。その後結婚するが、自分の望む生き方ができないと感じてトヨタを退社。長男、次男の子育てをする中で、シュタイナー教育や自然育児に出会い「子どもの魂にとって理想の園」を東京で起ち上げ運営。三男を念願の自宅出産したものの育てにくさに悪戦苦闘。頑張っても満たされない現実に、何度も親をやめたくなる日々を送る。「目に見えない世界や魂について学ばないと、三男とはつながれない」と直感しスピリチュアルな世界へ。心理学や癒し、ライフワークについて学び、13年間で4,800人以上の親子をサポート。親子関係や家族関係に悩む親などのカウンセリングやコーチングセッション、講座、読書会を開催。全米NO.1子育て専門家のシェファリ博士に渡米して学び、「コンシャスな子育て&生きがい」について発信している。シェファリ博士の初来日講演会も主催する。新社会人、大学生、中学生の息子3人と夫の5人家族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。