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内容説明
両親を交通事故で亡くした淡島朔也は、緋坂市に住む叔父の拓郎のもとに引き取られることになる。しかしその引っ越しの最中、今度は拓郎が変死してしまう!さらに緋坂市へ来てからも、朔也の周辺では次々と凶物が現れ、叔父の残した魔術でなんとか撃退していくものの、自分に関わった親しき者が次々と傷つき死んでいく。なぜ朔也ばかりが狙われるのか、緋坂市には何があるのか…!?緊迫の本格クトゥルフ・ファンタジー。
著者等紹介
くしまちみなと[クシマチミナト]
フリーのゲームシナリオライターで、PlayStation Award2010 PS Store特別賞の受賞歴あり。2012年に桜ノ杜ぶんこ『かんづかさ』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
綾瀬ちかこ
3
日本神話をベースにソロモン72柱を利用した魔法と和洋折衷なファンタジー物。 主人公に関わることが死亡フラグかと言わんばかりに、章が進むと亡骸も比例して……。 元が同人ゲームらしいので良く言えば緩急があり、息をつかせない展開。ただシナリオを読まされている感じがあるのがちょっと気になります。2013/08/25
nanashi
3
日本神話を題材にしているとはいえ魔術師+格闘坊主+武装メイドという組合せは最早伝奇小説というより異能バトルの領域。魔術とかの対抗手段がある時点でホラー色が一気に薄れて、良くも悪くも定型的な退魔モノっぽくなっていた2013/05/25
水無月冬弥
3
くしまちみなと先生(@kusimachiminato)の #ラノベ とはいえラノベというより、菊地先生らの伝奇小説の系譜に連なる小説って感じがします。面白いんだけど、いろいろ展開が急かなあ?2013/05/18
海老庵
2
世界観とかキャラ設定は好み。作者らしいクトゥルー神話と日本神話のハイブリッド。2013/06/13
Dobject
2
面白いのだけれど、少し唐突な展開があった上巻。主人公である淡島朔也は両親を事故でなくし、叔父に引き取られることになったが肝心の叔父が怪死してしまう。膨大な遺産とメイドである麟を引き継ぎ、呆然としているとある刑事自分が犯人だと疑われる。その疑いを晴らす為に事件に首を突っ込むと、逃れられられない怪物との対決の運命に巻き込まれる。上巻は短編形式で様々な怪物が登場し、主人公の周りに居る登場人物を殺される。その結果、徐々に孤独に成り、居場所がなくなっていく主人公が物悲しい。2013/04/29
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