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内容説明
通勤ラッシュの京浜東北線に正義に満ちた少女の声が響く。「待ちなさいよ!」「な、なんだね君は?」「國鉄公安室!第四警戒班、桜井あおい!痴漢の現行犯でお前を逮捕する!」いや、俺たち研修中の高校生だってば!しかも今度は国賓ベルニナ王子を北海道まで護衛だって?親方日の丸に就職し安定したレールを走るはずの俺の人生、どうしてこうなった!?「國鉄」が分割民営化されなかったもう一つの世界を舞台に夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント第二弾。
著者等紹介
豊田巧[トヨダタクミ]
元ゲーム会社の宣伝プロデューサーで、数多くの電車運転ゲームを担当する。2009年、小学館より新書『鉄子のDNA』で作家デビュー。2011年、集英社より『電車で行こう!』(みらい文庫)シリーズで小説家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
39
銃撃戦に格闘戦、列車が止まらなくなるアクション映画のような展開。ハリウッド映画を観てるような気がしてました。 とはいえ、誤字というか、人の名前が間違ってるのはいただけない。さらに、爵位というか、君主の称号が帝王とは違和感を覚えてしまった。 マイナス面もありますが、次も読みますよ。2014/09/02
よっち
33
来日した小国の王子ベルニナが寝台特急で札幌へ向かうことになり、その護衛を高山たち警四グループの4名が任されるお話。お約束のように王子を狙うグループが列車を襲撃、人質交渉や、銃撃戦、暴走した列車を止めるといった、またまた研修生にはハードな試練ばかりでした(苦笑)王子の正体はやっぱりな展開でしたが、物騒な言動の割にしっかり乙女している桜井は、トラブルに遭い出発で置いていかれながらも追いついて、高山と一緒に乗り越えるようなぐっとくる展開もあって、いいところ持って行きましたね。スピーディーな展開が面白かったです。2014/04/17
Yobata
23
小国アテラの第5王子ベルニナが来日する。彼は小海の留学先でのクラスメイトで、國鉄をこよなく愛する少年だった。そんな彼は北斗星で北海道札幌への旅行を計画し、直人達警四は護衛任務にあたる。しかしベルニナを狙う謎のグループが追いかけており…。今回は小国の王子護衛任務で列車内でのバトルに人質交渉,そして暴走した列車を止めるなど昔のハリウッド映画の王道的な展開一直線で、完全に次が読めるような展開ながらも爽やかに気持ち良く読めたwベルニナ王子は小海に気安く近づく軽い男として登場して直人の敵かと思わせといて、→2014/03/09
まるぼろ
21
東京駅爆破未遂事件も束の間、アテラから国賓として来日しているベルニナ王子を北斗星で北海道までガイド権護衛する任務を遂行する事に。だがそんな中アトラでは王族の乗った車が爆破事件に巻き込まれ…というお話。前巻でもアクションはしっかりとした展開がありましたが、今巻は北斗星を舞台にした大掛かりなアクションシーン満載で読み応えがあって面白かったです。特に北斗星が暴走してからのシーンが個人的に凄く好きになれました。ベルニナは今巻だけでお役御免では寂しすぎるので今後も登場してくれると嬉しいです…w 次巻にも期待です。2014/08/16
たく@ぼっち党員
17
いや~面白いね。二巻もよかった。鉄道を題材にしてここまで面白い話がかけるとは!鉄道ファンから見ても楽しめるみたいだし、そうではない自分もみたいな人間も楽しめる。素晴らしいね。ちゃっかりラノベテイストな要素も盛り込んでるし。2014/11/22
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