内容説明
かつて関東の覇者を夢見た平将門。今に伝わる相馬野馬追祭に駒駆るその末裔たちこそ、武家の覇権争い、宮家の権力闘争、幾多の騒乱を乗り越え生きる、まことの武士といえよう。南北朝時代に相馬家を守りぬいた不惜身命を「相馬軍記」に、戦国時代が終焉し人減らしのなか生き延びるための乾坤一擲を「戦いすんで」に描く。雲外蒼天、伝来の地を再び取り戻すべく、相馬の人たちに贈る―。
著者等紹介
吉村久夫[ヨシムラヒサオ]
1935年、佐賀県生まれ。1958年、早大一文卒、日本経済新聞社入社。ニューヨーク特派員、日経ビジネス編集長などを経て1998年、日経BP社社長。日本経済新聞社、日経BP社各参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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