目次
四聖にみる
諸宗教にみる
先哲にみる(古代)
先哲にみる(中・近世)
現代にみる
思考始め―著者(第六章~第十一章)
震災試練
企業経営
思考展開
求道句―著者
日常の内に―著者
『イデア』について
アクティブ―モラトリアムの考え方
ポジティヴ・モラトリアム思想へ
本誌収載「人選」について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nwshina
8
三十分ほどで読了。古代、中・近世、そして現代の様々な川柳をまとめた本。哲学的な内容以外もたくさんあって、きっと自分が一番好きなものも混ざっているはず。欠点としては、それなりの語彙がないと理解できないかもしれないところ。筆者の説明がもしかすると難しいかも。辞典必須なのだ。『人生は 老いるためにぞ あるものよ』一番好きで共感したもの。若い時の無知な己、やがて老いて無知に還る己。人生は哀しい、生きているうちは皆哀しい。そんなふうに感じてとても納得したのだ。最近は詩や川柳ばかりだけども楽しい。思慮的な魅力の一冊。2022/01/05