内容説明
終戦後GHQは日本の学校で歴史を教えることを禁止し、昭和27年(1952年)に独立を回復した後も教育界は左翼日教組に席捲されていたので、私は小中高等学校で日本の近代史について正しい教育を受けた覚えがない。私の父は海軍軍人として戦争の渦中にいたにもかかわらず、戦争のことについて殆ど語らなかった。「日本は、日本海軍は、何故敗けると解っていた戦争を始め、どの様に散って行ったのか」という命題を追う私の旅路は道半ばである。
目次
追憶の第二十一海軍航空廠
日本海軍の復活:Y委員会
ある海軍士官の大東亜戦争史
ショートショート(遠泳;グラーツの想い出;T.T.Williams;コンサルティング余話;コイン通り)
著者等紹介
伊藤高顕[イトウタカアキ]
昭和17年(1942年)熊本県生まれ。昭和19年~32年(1944~1957年)中学卒業まで長崎県大村市在住。昭和40年(1965年)東京大学工学部卒業。昭和40年~平成7年(1965~1995年)東洋工業~マツダ(株)勤務。平成9年~22年(1997~2010年)(有)ST文化研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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