内容説明
悔恨の時を今尚塀の向うで刻むその手、その心から紡ぎ出された獄中創作集。
目次
序の部(私筆のこころ;施設内のクラブ活動について)
詩の部
俳句・短歌の部(短歌の部;俳句の部)
随筆の部
終の部(手紙;創作「居酒屋の女」;一言一句;下町の思い出)
著者等紹介
夢路遥[ユメジハルカ]
昭和11年4月24日、朝鮮半島慶尚南道釜山に生まれる。終戦後昭和21年朝鮮より帰国し、山口県油谷の祖父母宅で暮らす。大阪に出て就職し、自営業、東京での医療機器メーカー勤務を経て独立。昭和61年に強盗殺人罪で起訴され、同年無期懲役が確定し、服役中。獄中で文芸創作活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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