感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
39
読む価値はほとんどない一冊です。著者はいろいろと表現を変えて意見を述べていますが、結局は理想的な人工林を作るべきであるとか、循環型の林業が素晴らしいとかの繰り返しですね。だからと言ってどのように解決すればいいという意見はほとんど書かれていません。また、日本の木材の単価が安い話もありましたが、具体的な単価についての言及もありませんでした。大径材の価値を見直すべきとの意見もありましたが、だったら高く売る工夫は何かしたのかと言いたくなりました。海外の富裕層への販売などいくつも方法はあるように思いますけどね。2024/10/19