内容説明
事典+図鑑で樹木がわかる。樹木は見れば見るほど、知れば知るほど興味と疑問が湧き、どんどん面白くなってきます。あたかも“?”と“!”のつきることのない繰り返し。第1章は「形とくらし」に視点をおいた、わかりやすいビジュアル樹木事典。第2章は第1章をベースに独自の切り口で展開する樹木図鑑です。事典と図鑑のふたつの機能が融合し、樹木のすべてにせまります。
目次
第1章 木の形とくらし(木の四季;木のからだの成り立ち;葉の形を観察する;葉の交代を見る;紅葉と落葉 ほか)
第2章 身近な木の観察図鑑(イチョウとソテツ;アカマツとクロマツ;いろいろなマツのなかま;スギ;メタセコイアとラクウショウ ほか)
著者等紹介
小幡和男[オバタカズオ]
ミュージアムパーク茨城県自然博物館首席学芸員。高校の生物教員を経て、同博物館の開館から運営に携わってきた。特に地域の自然保護に力を注いできた。この間、身近な植物はもちろん、筑波山からモンゴル、アフリカなど、広く世界を観てきた
岩瀬徹[イワセトオル]
千葉県立千葉高等学校教諭など長く生物教育の現場にあって、身近な植物の生活を通して自然を観察する方法を研究し、それを広めてきた。日々の植物観察は半世紀以上を重ねたが、いまでも新発見のよろこびと興奮で心が休まるときはない。NPO法人自然観察大学名誉学長
川名興[カワナタカシ]
元小学校校長(千葉県富津市立飯野小学校)。小・中学校の教育現場で身近な生物の観察方法を考え、広めてきた。近年は特に植物季節(フェノロジー)をテーマに観察を続けている。疑問があるとすぐに行動を起こさずにはいられない。NPO法人自然観察大学講師
飯島和子[イイジマカズコ]
秀明大学非常勤講師。元千葉県森林研究所研究員。東京湾岸埋立地をはじめ各地の植物群落の遷移や植物の特性を調べ、植物の教材化を試みている。近年は田舎暮らしで農業をはじめるとともに、屋敷林(コナラ林、スギ・ヒノキ林)の手入れで植林、下草刈り、枝打ちなどを体験し、薪ストーブの生活をしたいと考えている。NPO法人自然観察大学講師
宮本卓也[ミヤモトタクヤ]
つくば市立茎崎第二小学校教諭。元ミュージアムパーク茨城県自然博物館首席学芸主事。博物館では広く植物全般を担当したが、専門の変形菌類の研究を継続し、初めて茨城県の変形菌類リストをまとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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