内容説明
本書では、雑草の「形」や「くらし」を通してその生態や環境に迫っていく、見どころや観察の視点が随所にちりばめられている。2001年に発行された『雑草博士入門』の優れた部分を継承しつつ、最新の知見を大幅に補充した。
目次
第1章 雑草の花と実(花のいろいろ;実やたね、その散り方)
第2章 雑草の形とくらし(ロゼット型の草;ロゼットからのびる草 ほか)
第3章 似た雑草をくらべる(タデのなかま;イタドリのなかま ほか)
第4章 雑草のくらし発見(校庭にくらす雑草;道ばたや空き地に生える雑草 ほか)
著者等紹介
岩瀬徹[イワセトオル]
元生物教諭(千葉県立千葉高等学校)。2004年日本雑草学会賞(技術賞)受賞。NPO法人自然観察大学名誉学長
川名興[カワナタカシ]
元小学校校長(千葉県富津市立飯野小学校)。NPO法人自然観察大学講師
飯島和子[イイジマカズコ]
秀明大学非常勤講師。元千葉県立衛生短期大学生物学研究室教員。NPO法人自然観察大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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猿田彦
1
動けない植物にとって自らの子孫を反映させていくために多くの工夫がされています。カギ状、風で飛ぶ、弾き飛ぶなどの種、踏まれても丈夫であるなど知っていても、ならば具体的にはどのような形状や工夫がされているか全く知りませんでしたが、クローズアップされた写真で紹介されているので「こんなすごいカギに引っかかったら捕まったも同然」などとしっかり理解できました。また、大きな写真のおかげで道端で見る草の名前を知ることができました。2016/07/06
*みかん*
0
これ、子供の図鑑的なわかりやすくさで、写真も大きくよいです。 2018年7月31日 購入、初見。 2018/07/31