出版社内容情報
本書は6部からなり、LinuxとGNU C++のインストール、GNU C++の使い方の基礎、クラス、カプセル化、継承などの基本的テクニックからより高度なプログラミング技法、C++クラスライブラリ、X Window Systemプログラミングについて解説します。さらに、便利なオプションの使い方やデバッグのコツなど、役立つ豆知識も盛りだくさん。本書はLinuxをベースに執筆していますが、すべてのUNIX系OSのプログラマが利用できる、初の本格的解説書です。
【目次】
第１部 プロローグ
第１章 プログラミングを始める前に
1. 1 本書の表記
1. 2 準備
1. 3 プログラムリスト
1. 4 各部の内容
1. 5 各章の概要
1. 6 この章のまとめ
第２章 Linuxのインストール
2. 1 Linuxのインストール方法
2. 2 ディスクとドライブのマウント
2. 3 この章のまとめ
第３章 GNU C++のインストール
3. 1 GNU C++の入手方法
3. 2 GNU C++コンパイラのインストール
3. 3 サンプルプログラムのインストール
3. 4 Ｃ言語とC++の比較
3. 5 この章のまとめ
第２部 C++の基礎
第４章 GNU C++の使い方
4. 1 C++プログラミングの基礎
4. 2 コメントについてのコメント
4. 3 プログラムの起動と終了
4. 4 この章のまとめ
第５章 C++プログラムのコンパイルとデバッグ
5. 1 警告とエラー
5. 2 コンパイラのオプション
5. 3 デバッグの第一歩
5. 4 この章のまとめ
第６章 データオブジェクト
6. 1 データの宣言
6. 2 基本データオブジェクト
6. 3 文字列
6. 4 配列と構造体
6. 5 データオブジェクトのデバッグ
6. 6 この章のまとめ
第７章 演算子
7. 1 式
7. 2 演算子の使い方のヒント
7. 3 この章のまとめ
第８章 入出力
8. 1 C++ I/Oストリームの概要
8. 2 出力の整形
8. 3 この章のまとめ
第９章 制御構文
9. 1 条件ステートメント
9. 2 繰り返しのステートメント
9. 3 そのほかの種類のステートメント
9. 4 この章のまとめ
第10章 関数
10. 1 関数
10. 2 関数と変数
10. 3 パラメータと引数
10. 4 関数の戻り値
10. 5 関数のそのほかのトピック
10. 6 関数のデバッグ
10. 7 この章のまとめ
第11章 ポインタとメモリ管理
11. 1 メモリの割り当て
11. 2 ポインタ
11. 3 メモリに関するそのほかの問題
11. 4 動的メモリのデバッグ
11. 5 この章のまとめ
第３部 オブジェクト指向プログラミング
第12章 クラス
12. 1 オブジェクト指向プログラミングの利点
12. 2 クラス
12. 3 クラスとオブジェクト
12. 4 オブジェクトの作成
12. 5 デクラスオブジェクトのデバッグ
12. 6 この章のまとめ
第13章 オブジェクトの作成と破棄
13. 1 クラスオブジェクトの破棄
13. 2 データメンバーオブジェクトの初期化
13. 3 オブジェクトに関するそのほかのテクニック
13. 4 オブジェクトとプログラムのモジュール化
13. 5 この章のまとめ
第14章 継承
14. 1 プログラム部品としてのクラス
14. 2 派生クラスの定義
14. 3 Protectedメンバー
14. 4 アクセス指定の変更
14. 5 特定メンバーへのアクセス
14. 6 派生クラスのデバッグ
14. 7 この章のまとめ
第15章 仮想関数
15. 1 ポリモーフィズム
15. 2 コンテナクラスの作成
15. 3 多重継承
15. 4 仮想関数があるクラスのデバッグ
15. 5 この章のまとめ
第16章 例外処理
16. 1 例外処理の用語
16. 2 例外の概要
16. 3 例外を使ったプログラミング
16. 4 例外とメモリ管理
16. 5 例外のデバッグ
16. 6 この章のまとめ
第17章 テンプレート
17. 1 クラステンプレートの概要
17. 2 テンプレートのインスタンス作成
17. 3 テンプレートのデバッグ
17. 4 この章のまとめ
第４部 高度なC++プログラミング技法
第18章 friend関数
18. 1 friend
18. 2 関数とfriend
18. 3 この章のまとめ
第19章 演算子のオーバーロード
19. 1 演算子のオーバーロード
19. 2 オーバーロード演算子の概要
19. 3 オーバーロード演算子の種類
19. 4 オーバーロードとメモリ管理
19. 5 この章のまとめ
第20章 I/Oストリームのカスタマイズ
20. 1 ファイルストリーム
20. 2 バイナリファイルストリーム
20. 3 バイナリファイルI/Oのためのクラス
20. 4 ファイルストリームに関するそのほかのテクニック
20. 5 この章のまとめ
第21章 高度なC++プログラミング技法
21. 1 クラスオブジェクトのコピー
21. 2 名前空間
21. 3 そのほかのトピック
21. 4 この章のまとめ
第５部 C++クラスライブラリ
第22章 stringクラス
22. 1 stringテンプレート
22. 2 stringオブジェクトの宣言
22. 3 stringのメンバー関数
22. 4 stringオブジェクトの比較と検索
22. 5 この章のまとめ
第23章 標準テンプレートライブラリ(STL)
23. 1 標準テンプレートライブラリ
23. 2 反復子
23. 3 反復子を使ったプログラム
23. 4 反復子の使い方
23. 5 関数と関数オブジェクト
23. 6 この章のまとめ
第24章 標準コンテナ
24. 1 標準コンテナ
24. 2 vector
24. 3 list
24. 4 deque
24. 5 setとmultiset
24. 6 mapとmultimap
24. 7 stack
24. 8 queue
24. 9 priority_queue
24.10 この章のまとめ
第25章 アルゴリズム
25. 1 標準アルゴリズムの概要
25. 2 いろいろなアルゴリズム
25. 3 STLのそのほかのトピック
25. 4 この章のまとめ
第６部 Xプログラミング
第26章 Xプログラミングの概要
26. 1 Xの世界
26. 2 Xlibプログラミングの概要
26. 3 Xのクライアントのデバッグ
26. 4 この章のまとめ
第27章 Xlibの入出力
27. 1 マウス入力イベント
27. 2 テキストの出力
27. 3 グラフィックス出力関数
27. 4 キーボード入力イベント
27. 5 ウィンドウの属性
27. 6 ウィンドウのほかの属性
27. 7 この章のまとめ
第28章 Xlibのプログラミング
28. 1 カラーマップ
28. 2 アトム
28. 3 線と塗りつぶしのスタイル
28. 4 この章のまとめ
第29章 V
29. 1 Vの概要
29. 2 Vアプリケーションの作成
29. 3 Vアプリケーションの構造
29. 4 この章のまとめ
第30章 Xのソフトウェア開発
30. 1 サンプルプログラムのコンパイル
30. 2 Vクラスの概要
30. 3 VのWelcomeプログラム
30. 4 Vを使ったソフトウェア開発
30. 5 Vの標準コンポーネント
30. 6 終わりに
30. 7 この章のまとめ
付録
付録Ａ GNU C++の予約語
付録Ｂ C++演算子の優先順位と結合規則
付録Ｃ 参考リソース
付録Ｄ CD-ROMの使い方
付録Ｅ GNU General Public License
付録Ｆ 日本語とプログラミング
付録Ｇ Linuxプログラミング用語
索引
内容説明
ＧＮＵ Ｃ＋＋コンパイラのインストールと使い方、Ｃ＋＋プログラミングの基礎から高度な技法までを網羅、エラーの少ないコードを書くためのポイントとデバッグの方法、標準テンプレートライブラリ（ＳＴＬ）の活用、Ｘ Ｗｉｎｄｏｗ Ｓｙｓｔｅｍプログラミングの基礎、移植性の高いオブジェクト指向クラスライブラリＶの使い方…ほか、さまざまな開発技法を網羅。
目次
第１部 プロローグ
第２部 Ｃ＋＋の基礎
第３部 オブジェクト指向プログラミング
第４部 高度なＣ＋＋プログラミング技法
第５部 Ｃ＋＋クラスライブラリ
第６部 Ｘプログラミング
著者等紹介
スワン，トム［Ｓｗａｎ，Ｔｏｍ］
Ｃ＋＋、Ｐａｓｃａｌ、Ｄｅｌｐｈｉ、アセンプリ言語のプログラミングに関する書籍を３０冊以上書いている、世界中で人気があるライターです。彼の書籍は教育現場でも教科書あるは参考書として多数採用され、世界各国語に翻訳されました。プロ開発者の中には、著者の書籍である、『Ｍａｓｔｅｒｉｎｇ Ｂｏｒｌａｎｄ Ｃ＋＋ ５．０』、『Ｍａｓｔｅｒｉｎｇ Ｔｕｒｂｏ Ａｓｓｅｍｂｌｅｒ』、『Ｌｅａｍｉｎｇ Ｃ＋＋』、『Ｄｅｌｐｈｉ ４ Ｂｉｂｌｅ』などのベストセラーになった書籍でプログラミングの技術を身につけた人たちがいます。また、著者は「Ｄｒ．Ｄｏｂｂ’ｓ Ｊｏｕｒｎａｌ」、「ＰＣ Ｗｏｒｌｄ」、「ＰＣ Ｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ」などの雑誌にコラムを書いたり寄稿しています。また、Ｌｉｎｕｘコミュニティーにフリーソフトウェアを提供して名声を築きつつある熱心なＬｉｎｕｘの信者です
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
