出版社内容情報
高度に複雑化したWindows 2000プログラムのしくみを、整然と分類してあるため、初級プログラマにも難なくマスターできるようになっています。さらに上級プログラマのために、旧バージョンのWindowsプログラムとの違いも丁寧に説明しています。Microsft Visual C++ 6.0とBorland C++ Compiler 5.5の両方で実行できるサンプルプログラムを収録したCD-ROM付きです。
【目次】
第1章 Windows 2000 の概要
Windows 2000 とは何か?
API( Application Programming Interface )
DLL ( Dynamic Link Libraries )
Windows 2000 はマルチスレッドによるマルチタスクをサポートする
複数のファイルシステム
挑戦するだけの価値がある
第2章 Windows 2000 プログラミングの基礎
Windows 2000 プログラムを作成するための2つの方法
Windows 2000 プログラムの外観と操作性
ウィンドウの構成要素
Windows とプログラムがコミュニケーションを取る方法
Windows 2000 アプリケーションの基盤となるもの
Windows 2000 スケルトンコード
モジュール定義ファイルは不要
名前付け規約
第3章 アプリケーションのエッセンス:メッセージと基本入出力
メッセージボックス
Windows 2000 のメッセージを理解する
キー入力への応答
キーボードメッセージの詳細
ウィンドウに文字列を表示する
デバイスコンテキスト
WM_PAINT メッセージの処理
WM_PAINT メッセージの生成
マウスメッセージへの応答
その他のメッセージ
第4章 メニューの概要
メニューの基礎知識
リソース
簡単なメニューの作成
プログラムへメニューを組み込む
メニュー選択への応答
簡単なメニュープログラム
メニューにアクセラレータキーを追加する
メニューに対応しないアクセラレータキー
クラスメニューの上書き
メニューの再説明
第5章 ダイアログボックス
ダイアログボックスはコントロールを使う
モーダルダイアログボックスとモードレスダイアログボックス
ダイアログボックスのメッセージの処理
ダイアログボックスを開く
ダイアログボックスを閉じる
簡単なダイアログボックスの作成
ダイアログボックスの最初のサンプルプログラム
リストボックスを追加する
エディットボックスを追加する
モードレスダイアログボックスの使い方
第6章 様々なコントロール
スクロールバー
スクロールバーコントロールの使い方
チェックボックス
ラジオボタン
チェックボックス、ラジオボタン、およびスクロールバーのデモンストレーション
スタティックコントロール
第7章 ビットマップの使い方と再描画問題の解決方法
ビットマップの2つの種類
ビットマップを取得する2つの方法
ビットマップリソースの使い方
ビットマップをダイナミックに作成する
再描画問題の解決方法
再描画機能を改良する
Begin Paint () の詳細
仮想ウィンドウの再描画時間を短縮する
カスタムアイコンとカーソルの作成
Load Image () の使い方
第8章 テキストの制御
ウィンドウの座標
テキストと背景の色の設定
背景のディスプレイモードの設定
テキストメトリックスの取得
テキストの簡単なデモンストレーション
フォントの制御
組み込みフォントの使い方
カスタムフォントの作成
テキストの回転
フォントの列挙
第9章 グラフィックスの使い方
グラフィックスの座標系
ペンとブラシ
点の描画
直線の描画
カレントポジションの設定
弧の描画
四角形の描画
楕円と扇形の描画
ペンの制御
カスタムブラシの作成
カスタムペンとカスタムブラシの削除
出力モードの設定
グラフィックスのデモンストレーション
ワールド変換の使い方
マッピングモードとビューポート
GDI の実験
第10章 コモンコントロールとコモンダイアログボックス
コモンコントロールの種類
コモンコントロールを使うための準備と初期化
コモンコントロールはウィンドウである
ツールバーの使い方
ツールバーのサンプルプログラム
コモンダイアログボックスの概要
Windows 2000 プログラムでファイルを読み書きする方法
第11章 アップダウンコントロール、トラックバー、およびプログレスバー
アップダウンコントロールの使い方
プログレスバーの使い方
スピンコントロール、トラックバー、およびプログレスバーの
デモンストレーション
わずかなコードで高度な機能が実現
第12章 ステータスウィンドウ、タブコントロール、およびツリービュー
ステータスウィンドウの使い方
タブコントロールの紹介
ツリービューコントロール
第13章 プロパティシートとウィザード
プロパティシートの基礎
プロパティシートの作成
プロパティシートのメッセージの処理
プロパティシートにメッセージを送る
プロパティシートのデモンストレーションプログラム
ウィザードの作成
ウィザードのデモンストレーションプログラム
努力に見合った価値がある
第14章 ヘッダーコントロールと月間予定表コントロール
ヘッダーコントロール
ヘッダーコントロールの高度な使い方
月間予定表コントロール
コモンコントロールのまとめ
第15章 スレッドベースのマルチタスク
マルチスレッドプログラムの作成
Create Thread () とExit Thread () の代わりとなる関数
スレッドの停止と再開
スレッドのプライオリティ
スレッドコントロールパネルの作成
同期
スレッドの同期にセマフォを使う方法
イベントオブジェクトの使い方
ウェイタブルタイマーの使い方
他のプログラムを起動する方法
第16章 2種類のヘルプシステム
2種類のヘルプ
状況依存ヘルプ vs. リファレンスヘルプ
ユーザーがヘルプを起動する4つの方法
Win Help によるヘルプシステムの使い方
Win Help () を使ったヘルプの起動
WM_HELP メッセージとWM_CONTEXTMENU メッセージへの応答
[?] ボタンを表示させる方法
Win Help のデモンストレーションプログラム
Win Help でセカンダリウィンドウを使う方法
HTML ヘルプの使い方
さらに挑戦
第17章 プリンタの使い方
プリンタデバイスコンテキストの取得
プリンタ関数
簡単な印刷サンプルプログラム
ビットマップの印刷
中止関数の追加
完全な印刷サンプルプログラム
さらに挑戦
第18章 システムレジストリの使い方とスクリーンセーバーの作成
スクリーンセーバーの基礎知識
最小限のスクリーンセーバーの作成
システムレジストリの概要
設定可能なスクリーンセーバーの作成
さらに挑戦
第19章 メニューの拡張
ダイナミックメニュー
メニュー項目をダイナミックに追加する
ダイナミックポップアップメニューの作成
フローティングメニューの使い方
WM_MENURBUTTONUP メッセージの処理
さらに挑戦
第20章 DLL とセキュリティ
DLL の作成
シンプルなDLL サンプル
Dll Main () の使い方
セキュリティ機能
これから進むべき道
内容説明
本書は、高度に複雑化したWindows2000プログラムのしくみを、整然と分類し、初級プログラマであっても難なくマスターできるようにしている。経験豊富な上級プログラマのために、旧バージョンのWindowsプログラムとの違いも懇切丁寧に説明した。すべてのWindowsプログラムに共通する問題点であるウィンドウの再描画に関して、明確な解決方法を示し、マルチスレッドやレジストリなどの難解なテクノロジーを、明快なストーリーで説明、通常のヘルプおよび新しいHTMLヘルプの作成方法にも言及している。
目次
Windows2000の概要
Windows2000プログラミングの基礎
アプリケーションのエッセンス:メッセージと基本入出力
メニューの概要
ダイアログボックス
様々なコントロール
ビットマップの使い方と再描画問題の解決方法
テキストの制御
グラフィックスの使い方
コモンコントロールとコモンダイアログボックス〔ほか〕
著者等紹介
山本信雄[ヤマモトノブオ]
1961年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒。第1種情報処理技術者。大手電気会社、ソフトハウス、専門学校講師を経て、現在は独立してプログラミング関連の書籍や雑誌記事の執筆活動、セミナーやカンファレンスで講演活動を行っている。著書に「プログラミング学習シリーズVisual Basic」(1)~(3)、「プログラミング学習シリーズVisual C++」(1)~(3)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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