出版社内容情報
彼らは、そこにいた。彼らは、地上を歩いた。彼らが、それを成し遂げた。旧約聖書、死海文書、そしてインドや中近東の古代神話には「堕天使」「警護者」「悪魔」「悪霊」「巨人」と呼ばれる「神的存在」が登場する。彼らはもともとは「聖なる天使」であり、禁断の知識を人間に教えたために、天国(エデンの園)から追放され、地獄に堕ちたという。しかし、各地の古代宗教文献や神話伝承を詳細に調査し、彼らの登場する舞台を綿密に考証した結果、これまでに思いもよらなかった結論が浮かび上がった。 「エデンの園」は架空の場所ではなく、中近東、クルディスタンの山中に実在する土地だった。「ノアの洪水」は、はるか古代に起こった「地殻の大変動」による災害だった。そして、彼らは世界各地に移住し、古代文明の発祥に貢献した「生身の人間」だったのだ…! 「彼ら」のルーツはどこに? そして、世界各地に足跡を残した彼らが「成し遂げたこと」とは…?本書は刺激的、かつ独創的な「探求の書」である。アンドルー・コリンズは、「文明の起源」というミステリアスな問題に、「重要な新事実」を付け加えてくれた。―グラハム・ハンコック 『神々の指紋』著者原題:From the Ashes of Angels
神の子が人の娘をめとって子を産ませるとはどういうことだろうかと、ずっと不思議に思っていた。アンドルー・コリンズ『天使の灰の中から』は、ここにある神の子とは天使のことであるという。ある時期大量の堕天使が生まれ、それによって、このようなことが起き、人間の祖先の一部となったという.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 257頁、より)
内容説明
旧約聖書、死海文書、そしてインドや中近東の古代神話には「堕天使」「警護者」「悪魔」「悪霊」「巨人」と呼ばれる「神的存在」が登場する。彼らはもともとは「聖なる天使」であり、禁断の知識を人間に教えたために、天国(エデンの園)から追放され、地獄に堕ちたという。しかし、各地の古代宗教文献や神話伝承を詳細に調査し、彼らの外見的な特徴と、彼らの登場する舞台を綿密に考証した結果、彼らが実在したことを示す、思いもよらない結論が浮かび上がった。彼らのルーツはどこに?そして、世界各地に足跡を残した彼らが「成し遂げたこと」とは。
目次
異形の息子
源泉を求めて
悪魔の教義
狂気の冒涜
まむしのような顔だち
巨人が地を歩くとき
囚われの天使
ひどい嘘
悪魔の一族
死の淵にて〔ほか〕
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- 洋書
- High Tide



