内容説明
総合的な学習の授業を直接司るのは学級担任や教科担任等の教師である。しかし、それにとどまっていたのではダイナミックな学習はできない。学校栄養職員、司書教諭、養護教諭、学校事務職員等の全教職員が、その専門性や役割、自身の得意とすることや豊かな経験などを生かして子どもの教育に当たることが望まれる。小さな波紋ではあるが、今、学校ではそうした取り組みが始まっている。本書では、それを紹介する。
目次
1 「総合的な学習の時間」の背景
2 総合的な学習はこんなに豊か
3 「総合的な学習の時間」の学習の成立
4 教師と子どもで創りだす授業
5 もっと確かに・もっと豊かに
6 「総合的な学習の時間」と地域