ザ・マネー―世界を動かす“お金”の魔力

ザ・マネー―世界を動かす“お金”の魔力

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  • サイズ B6判/ページ数 458p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784881311516
  • NDC分類 332
  • Cコード C0033

内容説明

本書は金と人間についての本である。金がいかに世界中で爆発的に暴れ回り、世界各地に大きな影響を与えたか描き出したものである。経済学的考察というよりも、人々はなぜ金を欲し、どのように使い、また、金が人々をどのように変化させ、世界を1つに結びつけたか―その背景と動因についての解明である。

目次

第1章 世界の拝金教
第2章 世界各国の黄金亡者
第3章 貧富の落差と現実
第4章 ワシとその餌食(乗っ取りと買収合戦)
第5章 暗黒の月曜日(ブラック・マンデー)
第6章 円力アップの日本
第7章 中国の金にとりつかれた顔
第8章 華僑と4匹の虎の底力
第9章 アメリカの債務国への転落
第10章 対外債務の重圧
第11章 金まかせの品あさり
第12章 金銭亡者の儀式
第13章 極貧国の実相
第14章 金力の限界と危機

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
この著者の作品は昔からかなり読んでいます。ヨーロッパ共同体の内実を描いた「ヨーロッパの解剖」、あるいは石油メジャーの生態を描いた「セブン・シスターズ」など分析力はすばらしいものがあります。この本は1990年に出版されたものですが、題名からわかるように世界の通貨事情あるいは金儲けの状況がどのようなものかをドキュメンタリ的にレポートされています。中国や華僑の動向もかなり詳細に分析して読ませてくれます。2016/02/15

しゅう

1
☆☆☆ 80年代の人間とお金についての本。第一章の「拝金教」という宗教に擬するところや各国やバブル期の日本など、面白く読めた。お金の流動性が大きく早くなるほど格差が生じていくことがわかる。最終章で「環境」との問題はいまも解決されていない。2015/01/11

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