内容説明
生命をつくる時代が始まっている!遺伝子治療や感染症対策など多くの可能性を持った合成生物学。はたしてそのテクノロジーを統御することができるのか。
目次
序章 合成生物学は社会に何をもたらすか
第1章 つくることで生命を知る―合成生物学とその産業応用
第2章 合成生物学によるウイルス作成とデュアルユース問題
第3章 合成生物学をめぐる生命倫理とDARPAの関心
第4章 科学技術イノベーション政策の視点から
総合討論
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
専門:宗教学、死生学、応用倫理学。現職:東京大学名誉教授。上智大学グリーフケア研究所所員。大正大学客員教授
木賀大介[キガダイスケ]
専門:合成生物学、生化学、生物物理学。現職:早稲田大学理工学術院教授
四ノ宮成祥[シノミヤナリヨシ]
専門:微生物学・免疫学、分子腫瘍学、バイオセキュリティ。現職:防衛医科大学校長
須田桃子[スダモモコ]
専門:科学報道。現職:NewsPicks副編集長。東京工業大学非常勤講師
原山優子[ハラヤマユウコ]
専門:科学技術政策論、イノベーション論、高等教育論。現職:理化学研究所理事。東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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合成生物学は社会に何をもたらすか: ゲノムテクノロジーの光と影 神の領域への挑戦 バイオテクノロジーの希望 合成生物学の歴史とあらまし 遺伝子工学→ゲノムテクノロジー デュアルユース問題 安全保障 日本学術会議の対応 ゲノム編集が社会にもたらすものへの懸念 医学系と人文系の対応 歯止めをかける理由 生命倫理の文明的な基盤 つくることで生命を知る―合成生物学とその産業応用 合成生物学によるウイルス作成とデュアルユース問題 合成生物学をめぐる生命倫理とDARPAの関心 科学技術イノベーション政策の視点から2022/06/03