なぜ社会は分断するのか―情動の脳科学から見たコミュニケーション不全

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なぜ社会は分断するのか―情動の脳科学から見たコミュニケーション不全

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  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784881253588
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C1036

出版社内容情報

災害は弱者を襲う。コロナ禍と福島原発事故、両者のつながりは何か。安全と安心の二元論を超えて、今あきらかになる排除されてきた「社会の病」の存在。
新型コロナでも、原発事故後の復興課題でも、みんな精いっぱい頑張って努力を続けているのに事態は思うように改善しないのはなぜか。問題の所在は、科学(事実)と政治(価値理念)、命と経済、安全(客観)と安心(主観)、専門家と素人、理系と文系の対立にある。二項対立によってこぼれ落ちてしまい、その存在さえ見えなくなってしまう社会の病をあぶり出し、コミュニケーション不全の原因を明らかにする。それが、本書のテーマである。

目次

第1章 新型コロナウイルス感染症と「社会の病」──絶対的貧困から相対的貧困の時代へ
第2章 原発事故と「社会の病」──分断する福島
第3章 科学は「公正中立で客観的」という幻想──人は心地よい解決を望むのであって、正しい解決を望むのではない
第4章 脳科学で明らかになった「不安」の正体───感情がなくなると理性は働かなくなる
第5章 「不安」は悪いことじゃない──過剰反応の背後にあった生物学的合理性
第6章 「過剰」な不安の背後にあった格差社会の現実──弱者で高まる健康リスク
第7章 故郷喪失──心が痛めば心臓も痛む
第8章 ポストコロナ時代のリスク論──現代社会のストレスと疫学転換

内容説明

災害は弱者を襲う。新型コロナ、福島原発事故…安全と安心の二元論を超えて、いま明らかになる社会の病。

目次

第1章 新型コロナウイルス感染症と「社会の病」―絶対的貧困から相対的貧困の時代へ
第2章 原発事故と「社会の病」―分断する福島
第3章 科学は「公正中立で客観的」という幻想―人は心地よい解決を望むのであって、正しい解決を望むのではない
第4章 脳科学で明らかになった「不安」の正体―感情がなくなると理性は働かなくなる
第5章 「不安」は悪いことじゃない―過剰反応の背後にあった生物学的合理性
第6章 「過剰」な不安背後にあった格差社会の現実―弱者で高まる健康リスク
第7章 故郷喪失―心が痛めば心臓も痛む
第8章 ポストコロナ時代のリスク論―現代社会のストレスと疫学転換

著者等紹介

伊藤浩志[イトウヒロシ]
1961年、静岡県磐田市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。ストレス研究で博士号取得(学術博士)。専門は脳神経科学、リスク論、科学技術社会論。元新聞記者。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件などを担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。