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内容説明
なぜ7payの不正ログインは発生したのか?なぜマイナンバーカードは普及しないのか?
目次
第1章 ID社会の到来
第2章 ID社会の課題
第3章 IDに関連する用語の定義―IDとは
第4章 IDの分類とID使用ガイドライン―IDの使い方
第5章 最強のIDとしてのマイナンバー制度の検証
第6章 「効率的な情報連携の実現」に必要な仕組み
第7章 超ID社会とは
付録
著者等紹介
八木晃二[ヤギコウジ]
1986年広島大学大学院工学研究科システム工学専攻修了。博士(情報管理)。同年(株)野村総合研究所入社、以来、企業情報システムの設計開発、システムコンサルティング、情報技術研究開発に従事、2001年ITソリューションコンサルティング部長。2003年から2005年野村総合研究所米国現地法人NRIパシフィック社長、米国先端技術調査。2006年から2016年野村総合研究所にて基盤サービス事業部長など事業部長を歴任、デジタルIDソリューション事業企画、開発。2008年から2015年OpenIDファンデーションジャパン代表理事(兼任)。2016年から専修大学経営学部非常勤講師。2018年から慶應義塾大学理工学部非常勤講師、2019年から情報システム学会常務理事。情報処理学会、情報システム学会、日本セキュリティ・マネジメント学会、会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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maimai
8
マイナンバー制度が始まり自分たちの情報がビッグデータの一部になっていく。SNSでの発言、個人情報、位置情報ありとあらゆる情報が一元管理され自分たちの行動は今後のデータの一部としてAIに管理されているのかな。沙悟浄の掌で踊らされる孫悟空のように操っているようで実は操られているそんな図式がいまのIT社会かもしれない。プライバシーが益々希薄化されて政府による一元管理が今後進んでいくだろうと自分は考えていますが、人としての良心がAIに取られてしまわないかどうかが気掛かりです。2020/08/14
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/a2234e87-8ff6-41cd-97ad-9a682e681285 2025/06/27
よつば
0
日本のマイナンバー制度の問題点などについてわかりやすい。 マイナンバー制度の課題解決策の提案 「税・社会保障の番号」を「身分証明書」へ記載することは、情報漏洩の最大原因となってしまうので、やめるべき。 多目的な制度にしすぎると、 社会的混乱やプライバシー侵害を引き起こしてしまう根源になる。 個人番号カードにマイナンバーを記載することはやめて、 個人番号カードには券面管理番号を付番し、 それを記載したものを新たな個人番号カードとして再発行し、 現在の個人番号カードは廃棄することを提案する。 2020/12/30
Go Extreme
0
ID社会の構成要素:システム提供者・システム利用者 積極的な情報活用vsプライバシー保護の確立 プライバシー保護・2つの自己像コントロール:現実世界&サイバー空間 ID使用の秩序→IDに関連する用語の定義・統一必要 ID用語:識別子・身元証明書・ログインアカウント・デジタルアイデンティティ・本質的自己規定・企業のブランド名の一部 本人確認:身元・当人・真正性・属性情報 マイナンバー:付番・情報連携・本人確認 ID連携トラストフレームワーク 2020/06/25