内容説明
本書は、主として昭和戦前期における大阪所在の虎屋信託会社の経営実態の解明を課題としている。
目次
第1章 虎屋信託会社の設立と初期の経営
第2章 虎屋信託会社の信託業法への対応
第3章 大蔵省の監督指導と検査
第4章 信託業法施行後の虎屋信託の受託状況
第5章 信託業法施行後の虎屋信託の資金運用(その一)―計数的分析
第6章 信託業法施行後の虎屋信託の資金運用(その二)―貸付審議の実態
第7章 併営業務の実態
第8章 損益構造と業績
終章 虎屋信託の終焉とその意義
著者等紹介
麻島昭一[アサジマショウイチ]
1931年東京に生まれる。1953年東京大学経済学部卒業。1972年経済学博士(東京大学)。2001年3月末専修大学経営学部教授退職、現在専修大学名誉教授
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