内容説明
本書は編者の一部が南雲堂から出しているEconomics in the News,2vols.のアップデート版であり、その特徴を引き継いでいる。すなわち、経済時事英語に重点を置き、その上で継続的に報道されるであろうトピックスを厳選しているということだ。記事の後に編者の分かりうる範囲で簡潔な解説を加えた。
目次
国内総生産の改訂値、0.6%の経済縮小を示す 第2四半期の数値、日本経済の脆さを示唆
日銀、景況評価引き下げ 景気回復のペース鈍ると判断
失業率4.9%に貼り付く 消費低迷続く 東京都の消費者物価指数、1971年来の大下落
日銀公定歩合を史上最低の0.35%に引き下げ
新しい行政機構、幕を開ける 森首相、簡素化された体制は「国民に奉仕すべき」と語る
経常黒字3.7%増大し、12兆6000億円に
GMとトヨタ、燃料電池で業務提携 ライバル会社、低排気ガスエンジン開発競争で、協力
新日本製鉄,フランスのユジノールと提携予定
国際投資1兆ドルを上回る予想 国境を越えた合併・買収、2000年に見込まれている投資増大を促進
景気の低迷が経済の広範な部門に伝播 米国の解雇のうねり、景気減速と合併を反映〔ほか〕
著者等紹介
常行敏夫[ツネユキトシオ]
千葉県生まれ。専修大学経済学研究科経済学専攻博士課程修了。専修大学経済学部教授。専門は経済時事英語、アジアを中心とした現代国際政治経済
岡山陽子[オカヤマヨウコ]
東京生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科修士課程卒業。テンプル大学日本校博士課程在籍。専修大学経済学部国際経済学科・東海大学政治経済学部経済学科非常勤講師
ガリー,トム[ガリー,トム][Gally,Tom]
米国カリフォルニア州生まれ。シカゴ大学大学院言語学・数学両修士課程卒業。翻訳、コピーライティング、辞書編纂などフリー執筆業。横浜在住
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