内容説明
1970年代から今日まで専修大学経済学部において「社会主義経済論」、「経済体制論」、「ロシア・東欧の経済」などの科目を担当してきた著者がその間のゴルバチョフの登場、ペレストロイカの進展、東欧民主革命、そしてソ連解体・体制転換といったソ連・東欧の様子をできる限り臨場感をもって解説・講義したのが本書である。
目次
ロシアの地理的条件
ソ連以前の歴史的回顧
ソ連共産主義の出現
スターリン・モデル―ソ連共産主義の原型
スターリン・モデルとソ連経済
改革の系譜
ソ連帝国の膨張と破綻
ソ連経済社会のひずみ
ゴルバチョフのペレストロイカ
東欧(中欧)の政治と経済
東欧民主革命
ロシアの体制転換
東欧(中欧)の体制転換
著者等紹介
宮下誠一郎[ミヤシタセイイチロウ]
1933年東京都生まれ。1956年中央大学文学部(仏文科)卒業。工学院大学高等学校教諭(英語科)を経て、1968年専修大学大学院経済学研究科(博士課程)単位取得退学、1969年専修大学経済学部講師、1978年同教授、現在に至る
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