内容説明
私探しにハマりかけている人へ倫理学からのメッセージ。
目次
私探しの哲学?(ホントのところ、自分って何なんだ?;「ホントのところ、自分って何なんだ?」という問いは、扱い方によってはアブナイ問いだ;近代哲学は、自分というものを、どう突き詰めてきたのか? ほか)
小説家にとって自己とは何か(あるいはおいしい牡蛎フライの食べ方)(村上春樹)
さがしあてるほどの「私」なんてないのに(香山リカ)
著者等紹介
大庭健[オオバタケシ]
1946年、埼玉県生まれ。専修大学文学部教授。『権力とはどんな力か』(勁草書房)『シリーズ 性を問う』全5巻(共編、専修大学出版局)『自分であるとはどんなことか』(勁草書房)『なぜ悪いことをしてはいけないのか』(共編、ナカニシヤ出版)『所有のエチカ』(共編、ナカニシヤ出版)ほか
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