リーマンショック以後―変貌する資本主義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784881169018
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

資本主義はどう変わったのか?世界に拡がる長期停滞―それこそ21世紀の恐慌ではないか。

目次

リーマンショック以後
第1章 資本と労働の現在(21世紀の恐慌と都市労働者―デヴィッド・ハーヴェイ『反乱する都市』;ハーヴェイの資本主義像;トマ・ピケティ『21世紀の資本』―その問題点)
第2章 長期停滞のメカニズム(世界市場と長期停滞;常態化する世界の金融危機;世界経済のなかのアベノミクス;二〇〇八年恐慌の特徴―ポール・クルーグマン批判)
第3章 経済理論を読み解く(エルネスト・マンデル「周期的恐慌」論;書評 ローザ・ルクセンブルク『経済学入門』)

著者等紹介

小野利明[オノトシアキ]
1948年、大阪市生まれ。大阪大学工学部卒業後、1974年から現在までいくつかの高校で数学を教える。定年退職まで日教組運動を末端分会で担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JUN

11
2008年の統計によると、現在世界中で流通している通貨の総額は世界の国別GDPの合計額を優に超えている。20世紀末にそれが1倍程度であったものが、いまや3倍を越えようとしている。金融が実物経済を振りまわしている。世界経済は怪しげな投機熱によって、なんとか体温を維持しているといっても過言ではない。2022/04/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11076500
  • ご注意事項

最近チェックした商品