内容説明
中西医結合の視点から論述。図表を多用して、中医学理論をわかりやすく整理・解説。中医学の理論と臨床を連結して実用的に説明。
目次
第1章 医学沿革
第2章 陰陽五行学説―平衡調節理論
第3章 中医生理・病理学―蔵象学説
第4章 生命活動の基本物質―気・血・津液
第5章 中医病因学
第6章 診察方法―四診
第7章 弁証要点(証の診断ポイント)
第8章 治療法則
著者等紹介
汪先恩[オウセンオン]
1961年、中国安徽省望江県に生まれる。1984年、安徽中医学院卒業。内科医となり、1985年、同済医科大学(華中科技大学同済医学院、現在)大学院入学。1988年、同大学医学修士卒業。その後、同大学附属病院および中西医結合研究所に勤務。李鳴真、叶望云教授の指導のもと、中西医結合の研究と臨床に従事し、助手、講師を経て、1995年7月助教授、2002年4月教授となり、現在に至る。1991年、金沢医科大学消化器内科に派遣され、高田昭教授の指導のもと、C型肝炎遺伝子型の分析、肝臓星細胞の機能などの研究に従事。1993年、順天堂大学大学院研究科に入学し、1997年、医学博士号を獲得、佐藤信紘教授の指導のもと、肝線維化機序、胃粘膜損傷修復機構および漢方などの研究をおこなってきている。難治性病気の漢方臨床を得意とし、アトピー・花粉症・糖尿病の体質を改善するWang’s怡身茶・白草通・決明精などを開発した
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