内容説明
日本文学史上の三つの星。それを一本の糸で結ぶ―死。そくそくと日本文学に流れるもの。それは単なる無常感などではない。秘スレバ花の言葉に隠されているのは、死も恐れぬ抵抗の姿勢であり深い庶民への愛情である。それを自殺者の名で追跡する。
目次
序章 自殺者の系譜
第1章 西行―待賢門院堀河の局をめぐって
第2章 世阿弥―その抵抗性をめぐって
第3章 芭蕉―古池に芭蕉は何を聞いたか
日本文学史上の三つの星。それを一本の糸で結ぶ―死。そくそくと日本文学に流れるもの。それは単なる無常感などではない。秘スレバ花の言葉に隠されているのは、死も恐れぬ抵抗の姿勢であり深い庶民への愛情である。それを自殺者の名で追跡する。
序章 自殺者の系譜
第1章 西行―待賢門院堀河の局をめぐって
第2章 世阿弥―その抵抗性をめぐって
第3章 芭蕉―古池に芭蕉は何を聞いたか