目次
第1編 無常の実真(蓮如上人の無常観;仏教における無常のとらえ方)
第2編 仏教福祉の思想―浄土真宗の視点から(関東大震災時の活躍;真の念仏生活者の能動性、そのあり方)
第3編 高楠順次郎博士の光と影―仏教徒における権力と真実の一考察(女子教育への傾斜;武蔵野女子学院の創設;人格理想主義に残された汚点)
第4編 核時代におけるカトリックの平和観―いま、仏教徒に問われているもの(カトリックの平和観;核戦争の正当化拒否;軍縮のための具体的諸提言)
第5編 仏教と平和の選択(仏教における平和の理念;浄土教から見た平和論;平和問題に対する仏教徒の選択肢)