目次
ギリシア美術
ローマ美術
初期キリスト教美術
ビザンティン美術
初期中世の美術
ロマネスク美術
ゴシック美術
国際ゴシック美術
初期ルネサンス美術
盛期ルネサンス美術〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にく9
18
タイトルに偽りなし!な内容。フルカラーで、手書き風イラストと吹き出しを多用して解説しているので、とても読みやすく新しい知識もたくさん得られて良かった。2018/06/30
オザマチ
12
有名な芸術家と作品の歴史的な位置づけを整理できる。2024/11/18
ラウリスタ~
12
非常にたくさんの図版と、漫画的な説明があるおかげで、頭ではなく感覚的に美術史の流れがわかる優れた入門書。なのだが、専門家が作ったというよりも図鑑の編集者たちが綺麗にまとめたものに見え、また参考文献なども載っていないので、一般の読者が読むにはいいが大学のレポートなどには適さないので注意が必要。とはいえ、美術史が先行する流派に対する差異化の試みの連続であることを、これほど見事に図式化したことは高く評価できる。編集後記の2番目の人の態度には腹が立つ、3番目(おそらく編集の中心だった人)の誠実な仕事ぶりを貶める2023/02/22
a*u*a*i*n34
12
沢山の作品とイラスト、しっかり解説と西洋美術史を俯瞰出来て、改めて自分がどんな作品が好きかも再認識飯出来ました。2022/12/25
武井 康則
11
歴史は政治史が中心だが、世の動きを反映して芸術がその影響を表現するので、地中海ヨーロッパの歴史を理解するうえで、助けになる。近代までの作者、作品の整理にもなる。難点は作品が小さすぎること(画集でないので仕方ないが)、作品主体なので、解説が十分でないのと、レイアウトに無理がある事。しかし、何事も通史を一度読んでおくと理解が進むし、違う方面の理解にもなる。2020/12/26