目次
天使の正体
天使のいるシーン
天使のしごと
天使の中の天使
異郷の天使
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
119
「美術館に住む天使たち」というサブタイトルの通り、世界の絵画の中に描き込まれた天使について解説する本。かわいいイラスト入りでわかりやすく、すごく敷居が低い雰囲気。これなら小中学生からでも充分楽しんで読めそう。僕自身も子どもの頃に素朴な疑問だった天使の性別については、人間の概念を超えた「肉体という拘束から解き放たれた自由な存在」としながらも、ガブリエルを例に取り「性別はTPOで使い分けてる」とか「大人の天使はバイセクシャル」などと書かれているのが可笑しかったし興味深く、もっと掘り下げて追求したくなった。 2014/03/05
kumicom
28
天使の絵がたくさん!個人的には受胎告知とガブリエルの解説が良かったかな。イラストも満載で読みやすいかと思ったけど、意外とそうでもなかった。 天使についてカジュアルに学べる一冊です。しかし神様も天使も、簡単に人間殺し過ぎじゃないですか。殺そうとしては「やっぱりやーめた」ってこともあって、何て壮大なゲーム脳なんだ。あとアダムって男として器ちっちゃくない?そうそう、終末の時に天使が吹くラッパ。最後のラッパを吹くと、地震が起きて雹が降るんだと。もしかしてフライングでラッパ吹いてないよね。2014/07/05
tera。
28
文章も柔らかくイラストも可愛くて、頭の中を聖☆お兄さんが過りつつ楽しく読んだ。絵画の説明はもとより天使の仕事や正体、異郷の天使や漫画や映画に登場する天使まで紹介されている。天使は愛らしく優しいイメージだったけど、この本によれば天使は神様のためなら殺戮も厭わないらしい。そして動物には天使が見えるらしいので、もしかしたら有らぬ方向を見て微笑む赤ちゃんにも見えているのかも・・なんて思ったりした。しかし今回一番驚いたのは、この本が社内の図書室にあった事かもしれない(笑)2014/03/12
AKO
8
世界中の絵画や神話に見られる様々な天使や天使の象徴などが、写真とゆるい絵でツッコミも交えながら解説されている。大天使や天使など天使にも序列があることは知っていたが、思っていたより天使には序列があった。天使の序列は上位熾天使・智天使・座天使、中位主天使・力天使・能天使、そして下位に権天使・大天使・天使になるそうだ。多くの人が上位の天使として思い浮かべるのは、ミカエル、ガブリエル、ラファエルなどの三大天使だろうけど、実は三大天使は序列の下から二番目の位らしい。2022/10/29
lovemys
8
天使の絵がたくさんで、それだけで幸せになった気分に♪知ってることも多かったけど、フムフムと、楽しく読めましたー♪宗教画と言うと難しく考えちゃうけど、こうやって面白可笑しく解説してくれると楽しく見れますね。2015/10/18