内容説明
愛・地球博「アースデイ」万博大賞。忘れていた夜の物語。
著者等紹介
佐藤とみこ[サトウトミコ]
1948年、東京生まれ。尚美学園ピアノ科卒業後、ピアノ教師として活動。1984年、風邪がもとで脳炎になり、1ヶ月以上も意識不明のまま生死をさまよう。昏睡の世界から目覚めた経験を転機に、眠りの可能性を追求し始める。1988年、在家で得度。現在、NPO法人睡眠プロデュース協会会長。IOU統合医学部睡眠医学科講師。「眠り文化の創造」をテーマに、さまざまなイベントの企画・運営・講演活動を行っている。『帰ってきたかぐや姫』で愛・地球博「アースデイ」万博大賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いずむ
15
御伽噺のラウンドテーブル。一寸法師にかぐや姫、スサノオにアマテラス、ピーターパンにサンタクロースまで登場して、夜眠ること、夢を見ることの大切さを教えてくれた。かぐや姫が月に往ってしまった理由、そしてまた地球へ帰ってきてくれた理由を思うと、今の世界は切なくて寂しい。それでも、彼女が与えてくれたお土産は、すばらしい世界への扉を開いて、ボクのココロを解放する。日々に感謝して、安らかに眠る。そうしてみんなが幸せを願って眠りの世界で手をつなげば、きっと明日は平和になる。とにかくたくさんイイコトが書いてある本だった。2012/03/24
500mile
4
夢と平和溢るるロマンチックな一冊。『おやすみなさい』は確かに命令形だ。ハッとした。万博出版大賞受賞作品故に、世界平和、につきる。2012/11/19
tnyak
3
いいことが、たくさん出てくるお話。 2024/07/30
うつぼん
0
<図書館>2014/06/10