内容説明
日本のマスコミ、それもテレビニュースや大新聞が、決して事実ではない中国報道を垂れ流すのはなぜか。中国ビジネスを営む日本人にとっては、そうした面妖な情報は判断を誤る元凶となる。本書では、そうした誤情報を正す。正確な、率直な中国のビジネス最前線の目撃談、それを根底とした分析。
目次
第1の理由 「生産大国」から「消費大国」へ―消費の主役に躍り出た中間層の巨大パワー
第2の理由 ユニクロの大成功に学ぶ日本企業の活路―第三次産業が新しい中国を切り拓く
第3の理由 日中経済補完による観光立国への提言―中国人観光客を地方活性化に結びつける
第4の理由 「中国崩壊論」の大ウソ―それでも中国は成長し続ける
第5の理由 日本は「ものづくり神話」から脱却せよ―中国とは同じ土俵で戦わない
第6の理由 「チャイナ・プラスワン」は正しい選択か?―中国のパワーを再確認する
第7の理由 儲けるチャンスはまだまだある―環境ビジネスからシルバー市場まで
第8の理由 中国で成功するためのマネジメント―日本人駐在員はこう評価されている
第9の理由 今後の日本が進むべき道―中国は将来「金融大国」をめざす
著者等紹介
高澤真治[タカサワシンジ]
1972年仙台生まれ。1993年北京大学に入学、国際法・国際関係学を専攻する。1998年卒業。1999年オムロン入社、東京勤務を経て香港、上海、北京に駐在して電子部品事業の現地販売体制を立ち上げ、2008年、ミスミに転じ、国際マーケティング・現地支援部門に配属(台湾、韓国、インド、東南アジア圏のマーケティングと国内営業開発担当)、金融危機後には中国・広州に華南責任者として赴任し、2010年、「高澤商務顧問有限公司」を香港、深〓(せん)に設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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