出版社内容情報
「われフリーメイソンとの架け橋とならん!」アメリカ盲従の先駆者は、カネに目が眩んだクエーカー教徒だった。偉人神話をくつがえす、官製名著『武士道』への哲学的批判!
「新渡戸稲造の武士道」は、明治国家体制を根拠として生まれた「近代思想」である。それは、大日本帝国臣民を近代文明の担い手たらしめるために作為された、国民道徳思想の一つである。そして国際金融マフィアの思惑どおりに、日本人を戦場へ送るための思想であった。偶像の仮面を暴く!これが官製偉人の真の姿だ!
【著者紹介】滝澤哲哉
近現代史研究会代表。官製の歴史に疑義を抱き、国内外の膨大な史料を渉猟して常識を覆す発見を繰り返している。著書に『ヘーゲル哲学の真髄』(マルジェ社)がある。
内容説明
「われフリーメイソンとの架け橋とならん!」アメリカ盲従の先駆者は、カネに目の眩んだクエーカー教徒だった。偉人神話をくつがえす、官製名著『武士道』への哲学的批判。
目次
若き日の新渡戸稲造
倫理体系としての武士道
武士道の源流
廉直すなわち義
気、敢為忍耐の精神
仁、惻隠の心
礼
真実と誠実
名誉
忠義の義務
サムライの教育と訓練
克己
自殺“切腹”と敵討ちの制度
刀、サムライノ魂
女性の訓育なあらびに地位
武士道の影響
武士道は今なお生きているか
武士道の未来
戦争の総括の一環として「武士道」を断罪する
著者等紹介
滝澤哲哉[タキザワテツヤ]
近現代史研究会代表。官製の歴史に疑義を抱き、国内外の膨大な史料を渉猟して常識を覆す発見を繰り返している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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