出版社内容情報
瀬島龍三=〈大本営参謀・伊藤忠商事会長〉
宅見勝=〈山口組若頭・経済ヤクザ〉
二人が命を賭した「てんのうはん」の秘密!
日本を支配する「田布施システム」と何か?
歴史真実の探究者・鬼塚英昭がついに戦後史の闇を暴いた!
誰にも書けなかった危険のノンフィクション。
著者紹介:鬼塚英昭
ノンフィクション作家。
1938年大分県別府市生まれ。現在も同市に在住。国内外の膨大な史資料を縦横に駆使した問題作を次々に発表する。昭和天皇の隠し財産を暴いた『天皇のロザリオ』、敗戦史の暗部に斬り込んだ『日本のいちばん醜い日』、原爆製造から投下までの数多の新事実を渉猟した『原爆の秘密』、世界権力の真の支配者の存在を発見した『20世紀のファウスト』、日米の原子力利権を追跡した『黒い絆―ロスチャイルドと原発マフィア』を刊行。また現代史の精査の過程で国際経済の重大な欺瞞構造に気づき、金価格の急騰を予見した『金の値段の裏のウラ』、サブプライム恐慌の本質を見破り、独自の視点で真因を追究した『八百長恐慌』、トップ企業を通して日本経済を襲う大激浪を描く『トヨタが消える日』、金融マフィアの思惑を先読みする『ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する』、国際金価格の暴騰と急落の人為的メカニズムを解明した『金は暴落する!』(上記いずれも小社刊)等で経済分野にも進出、御用アナリストたちが決して語らない真実を暴露している。
内容説明
現代史の闇―その原点は、「てんのうはん」の誕生にある。「てんのうはん」とは、長州(現・山口県)で、天皇のことをいう。長州の多くの人々は「てんのうはん」が山口県熊毛郡田布施町からの出自を持つことを知っている。この秘密を守るために「田布施システム」が創り出された。瀬島龍三は、この田布施システムの秘密を守るための「守り人」としてその一生を終えたのである。また、田布施システムは明治維新以来、「てんのうはん」の守り人として、ヤクザ組織を大事に育ててきた。瀬島龍三と宅見勝が日本列島暗黒街道の中で出会い、そして交友関係を続けるのは決して偶然ではなかったのである。大本営元参謀と山口組若頭の黒い関係、日本最大最悪の闇田布施システムの秘密を解き明かす。
目次
はじめに 「てんのうはんの守り人」、そして「田布施システム」
第1章 大日本帝国株式会社の犯罪
第2章 瀬島龍三、児玉誉士夫、そして町井久之
第3章 日本列島暗黒街道
第4章 瀬島龍三・中曽根康弘、そして田中角栄
第5章 バブルが演出され、マフィアが登場した
第6章 国家中枢に挑んだ宅見勝
終章 瀬島龍三と宅見勝、二人の世界
著者等紹介
鬼塚英昭[オニズカヒデアキ]
ノンフィクション作家。1938年、大分県別府市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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