出版社内容情報
「20世紀最高の心理学者」と評される「ハーバード大学行動心理学の権威」、スキナー博士が、みずからの老境を冷静に分析して書き上げた「老いの教科書」。賢く老いれば、人生はこんなに楽しい!と思える、実際に役立つ「行動」を提案していきます。
内容説明
病気の話はするな!10年以上前の話はするな!行動心理学の創始者スキナー博士が説く「老い方の教科書」。
目次
老いを考える
老いに向き合う
感覚の衰えとつきあう
記憶力を補う
頭をしっかりと働かせる
やりたいことを見つける
快適に暮らす
人づきあいのしかた
心を穏やかに保つ
死を恐れる気持ち〔ほか〕
著者等紹介
スキナー,B.F.[スキナー,B.F.] [Skinner,Burrhus Frederic]
1904‐1990。米国の心理学者。20世紀における最も影響力の大きい心理学者と評され、「環境こそが行動をつくる」と説く進歩的行動主義の代表
大江聡子[オオエサトコ]
同志社大学文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
27
米国の心理学者で最も影響力の大きい心理学者と評された著者。原書はEnjoy Old Age. 変な訳のタイトルだが、米国ではベストセラーになった。準備をする上で参考にはなる。準備を進めても老後に不安はある。金、病気、老い、人間関係など。2019/06/23
くさてる
12
行動心理学者として高名な著者による「老い」の教科書。文化の違いこそありますが、非常に具体的で分かりやすい内容です。若い人でも、高齢者と接する時や手助けをする際の具体的なヒントがたくさん見つかると思います。個人的に肝に銘じておこうと思ったのは「頼まれた場合以外は、十年以上前の個人的経験を話題にしないようにしましょう」…気をつけます。2014/11/14
ののまる
11
まだまだなんですが、心構えとして知ってるのと知らないのとでは、随分違うかな、と思って。ちなみに私は老人文学(笑?)が好きなのです。2015/07/03
ヨハネス
4
視力や聴力、ここまで衰えてないから読むのは早すぎたかと思いきや、言いたいこと・物を置いた場所などを忘れるという、子供のころから困っていることもあり。具体的に対処法を書いてくれています。触覚の衰えにより食器を落としやすくなるからプラスティックがよいかと思いきや、ある程度重さがあるほうがよいなど。もうすぐ定年を迎える職場の仲良しおじさまにペンライトをプレゼントしようかしら。他の方も書いてらっしゃいますが、「十年以上前の個人的体験は話題にしないこと」にどっきりしました。「同じ話をくり返さない」も気をつけなきゃ 2016/07/27
K
3
衰えたら衰えたで楽しもう。死ぬ直前が一番楽しい状態でありたいな。2020/03/10