内容説明
本書では、「パンの文化史」「天然酵母作り」「生地作り」「基本編み、細工法」「高等造形」、そして「作品紹介」と、工芸パンのすべての要素を満載。
目次
第1章 私が伝えたい天然酵母の神秘(パン作りを通して考えたいこと;酵母の研究とパン作りの先にあるもの)
第2章 古代・中世~のパン史―パンの起源から中世・現代まで(発酵パンの誕生は偶然の産物;ヨーロッパ中世のパン事情 ほか)
第3章 日本のパン文化史―500年足らずの時の流れが日本の食卓を変えた!(鉄砲と共にパンが伝来;日本初のパンは兵糧パン ほか)
第4章 基礎編(天然酵母作り;培養液作り ほか)
第5章 作品集(精霊;いろりばた ほか)
著者等紹介
灘吉利晃[ナダヨシトシアキ]
大分県中津市出身。昭和39年中央大学経済学部卒業。独自で手づくりパン製法を開発し、同時に「食の安全と健康」をテーマに研究を続ける。昭和52年「家庭製パン研究センター」を設立、同時に(株)サンリッチを興し代表取締役に就任。平成元年「ホームメイド協会」に改め現在に至る。同協会が主宰する直営校は123校、指定校は7400校。ヨーロッパ、中東、アジア、北米等に出向き小麦文化の研究視察を続け、製パン法研究の成果を出版。昭和60年「製パン法」の特許を取得。シュガークラフト、パン生地法等多数の特許、商標登録を取得。最近では「パン酵母の種及びそれを用いたパン生地法並びにパン製法」の特許を取得。また、「フードアナリスト協会」の会員として、審査員を務めるなどの社会貢献活動にも意欲的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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