土門拳の格闘―リアリズム写真から古寺巡礼への道

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土門拳の格闘―リアリズム写真から古寺巡礼への道

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880861876
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0023

出版社内容情報

「報道写真の鬼」と呼ばれ、リアリズム写真を確立した写真界の巨匠、土門拳。彼の生き様と名作誕生の裏側を、元アサヒカメラ編集長が渾身の力で描きあげた評伝ノンフィクション。

【目次】
・まえがきー土門拳とはー
・第一章 リアリズム写真運動の視座
・第二章 「古寺巡礼」への道
・第三章 巨星墜つ

内容説明

土門拳は、大地に確固と根を下ろした凛としたイメージそのままの生き方で昭和写真史の上に巨大な足跡を刻んで悠然と去った。これから描いていく物語は、そうした土門拳の人と写真を心から思慕した数多くのアマチュア写真家たちとの師弟愛のストーリーであり、戦後まもない激動期に刻まれた「リアリズム写真」という写真表現の在り様を明確な一本道にして展開された格闘と交情のドキュメンタリーでもある。

目次

第1章 リアリズム写真運動の視座(桑原甲子雄による「土門拳」の起用;土門拳の月例審査はじまる;「カメラとモチーフの直結」と芸術性 ほか)
第2章 「古寺巡礼」への道(「ヒロシマ」の延長線上にある「古寺巡礼」;等質に共存した二面性―「ヒロシマ」系と「古寺巡礼」系;「土門拳倒る!」の衝撃波)
第3章 巨星墜つ(傾倒していく古陶磁の世界;晩年の日々;悲願の撮影―雪の室生寺)

著者等紹介

岡井耀毅[オカイテルオ]
1933年呉市に生まれ。神戸・御影で育つ。早稲田大学政経学部卒業後、朝日新聞社入社。西部本社社会部、南米移動特派員、東京本社外報部、ソウル支局長、『週刊朝日』副編集長、『アサヒカメラ』編集長などを歴任、1989年に退社後はジャーナリストとして写真評論の執筆、写真集の編集等を手掛ける。2001年、『評伝 林忠彦』により日本写真協会年度賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

2
ふむ2023/06/28

Gen Kato

2
評伝というより土門拳思想史。アマチュア写真家たちへの激励や選評の言葉から浮かび上がる「リアリズム」の追求と「演出写真」への考え方の変遷。土門拳の肉声がなまなましくも興味深い。木村伊兵衛との対談がやはり面白かったです。恥ずかしながら臼井薫氏をはじめて知りました。名優天知茂のお兄さんだったとは。2015/01/06

mitam

1
土門は規格外で、同時に人間臭い人。締め切り・行数無視。助手を過労で倒れさせる。「絶対非演出の絶対スナップ」と言いながら、『江東のこども』の現場では「もう一回やってごらん」などと思いっきり指示してた(本人の言い訳も書いてある)。広島には、依頼されるまで被爆を恐れて足を踏み入れなかった。だが、撮影には愛娘も同行させ、何度も通い、傑作「ヒロシマ」を生み出した。 土門の批評文や同輩との論争を大量に引用して読み解くスタイルは、少し単調だ。でも、筆者の解釈をなるだけ薄め、土門の内面に迫ろうという真摯さがある。2018/05/05

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

0
☆×4.5…こんなにも迫力のある写真を取る人は早々いないでしょう。その写真は見ているだけでこちらに迫る「何か」があるのです。彼の生涯はとにかく激しいのです。彼にはライバルもいましたしね。同じリアリズム写真のフィールドに。彼の写真根性はとにかくすごいです。そう、条件が悪いところでも執念で迫真の1枚を撮るのですから。もし、現在、彼が生きていたのならやはり今の社会の暗部をリアルに写し出すに違いありません。2010/10/08

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