内容説明
人生を楽しむ、達人たちのお話し。
目次
1 ヴァカンスへの誘い
2 ヴァカンス人間図鑑
3 ナポリ、わが街
4 イタリア恋模様
5 メルカート
6 正真正銘のピッツァ
7 甘い生活
8 海辺から
著者等紹介
ジローラモ,パンツェッタ[ジローラモ,パンツェッタ][Girolamo,Panzetta]
1962年9月6日、南イタリアはナポリの建築一家の3人兄弟の末っ子として生まれる。建築家を志望して進学したナポリ建築大学在学中に中部イタリア・アッベンニーノ地方の歴史的建造物の修復に携わる。1988年、結婚を機に来日。1990年よりNHKテレビ「イタリア語会話」のゲスト講師を務め、明るく個性的な教えぶりで人気を集める。趣味のサッカーはフジテレビ系「セリエAダイジェスト」の解説役を務めるほどの通。また、祖国イタリアの文化、食、風物の紹介にも精力的で、多数の著書や雑誌連載がある
パンツェッタ貴久子[パンツェッタキクコ]
東京都世田谷区生まれ。多摩美術大学日本画科卒業後、フィレンツェでの語学留学を経て、ナポリ国立カポディモンテ磁器学校で学ぶ。ジローラモ氏との結婚を機に帰国。夫君の全著作の邦訳のかたわら、自身でも料理教室「La Tavola di Tata」を主宰する
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感想・レビュー
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なにょう
5
欧米って言っても色々あるんだな。イタリアは統一されるまで小さな独立国の集まりだったから、余計に各地の地方色が濃ゆい。イタリアでも南方は経済の発展はまあまあで、治安は問題があるみたい。一方で「ナポリはナポリを見て死ね」言われるくらい、風光明媚で見所たくさん。そして人々。挨拶は両頬にキス。ジェラート、ピッツアに目が無くて…エッセイ傑作集と自分から銘打つあたりがイタリア人だと思う。話しも二割か三割増しじゃなくって?面白いエピソードがてんこ盛り。イタリア語の頻出はイタリアを感じさせるが、少々多いかな…2016/01/22
Monsieur M.
2
期待してたほど面白く読めたわけではなかったが、物書きが本業ではないジローさんのエッセイ集なので、まあ仕方ないのかな。でも、今度生まれ変わったらイタリア人かフランス人になりたいねえ。日本人は、窮屈だし疲れる……。2015/07/16
α0350α
2
春にイタリアに行ったので興味を持って読みました。ナポリに行かなかったことを後悔してます。期待していた食べ物の話だけでなく向こうの生活習慣や考え方等、とても魅力的に紹介されていて楽しめました。昔ながらのナポリの人たち良いですね。いつか行ってみたいです。2012/08/06
まいける25
2
イタリア行って、イタリアのことがもっと知りたくなったので読んだ! ジローラモの言ってることがどこまで本当なのか・・・(笑)2011/10/04
Fredy
2
ナポレターノの魅力がわかる1冊。2009/07/24